2014年7月22日火曜日

今日は鈴木雅明先生とギエルミ先生の初日!

今日から2週目です。
朝の8時半から10時半までギエルミ先生のクラスでした。
イタリアの音楽がドイツの音楽に与えた影響がテーマです。
最初の1時間は Frescobaldi のトッカータを先生が弾きながら説明してくれました。
Frescobaldiフレスコバルディの作品ははラインケン、カヴァリエス、ムファット、バッハなどが楽譜を買ったり、写譜をしたりして持っていたそうです。いろいろな人に影響を与えていた。ルネサンスから、フレスコバルディからバロックに時代が移る。adagioとallegroの部分が次々入れ替わり、自由なテンポの動きがある。
イタリアのオルガンは1段鍵盤、プルダウンのペダルなので、あまり大きなレジストレーションの変化は必要無い。
また、セクションの分かれ目でフレーズの終わりの音が次のセクションの始まりになっていることも多いので、極端なレジストレーションの変化は好ましくない。

後半はブクステフーデのPraeludium in C (プレリュード ハ長調)の途中まで。
ペダルの技術のことを中心にやっていました。

鈴木雅明先生1日目
① プレリュードとフーガ ホ短調 BWV 548
拍のヒエラルキをしっかり考えて。
ゼクエンツの時にクレッシェンドしながら山を作る。
アップビートの音の扱いに注意。
② Allein Gott in der Höh sei ehr BWV 663
ペダルをつま先だけでレガートに弾く方法について、話されました。
③ プレリュードとフーガ ト長調 BWV 541
プレリュードでは1小節を1つに感じて大きな流れを作る。
同じ形が複数回あるときは同じ事をしない。



夜はYoungComposers in Premiere のコンサートを聴きました。
若い作曲家達の勉強の成果を若い演奏家、又は本人が弾くと言う演奏会でした。
現代音楽の行き着く所の難しさも少し考えさせられましたが、若い彼らの弾くオルガンが良く鳴ること!すばらしいです。



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