2016年7月24日日曜日

小雨のケルン

ケルンのロマネスク教会巡り 2日目

番外!昨日はあまりに観光客が多かったので、朝7時半のミサに行きました。
静かでとてもよいミサでした。今日はケルンではドームにある東方の三博士の遺物の記念日のようで(ちょっと、よくわからない)朝のミサは横にある小さなカペレで行われるはずだったのですが、主祭壇の中で預かることができ、目の前にDreikönigeschrein(三博士の聖遺物箱)を見ることが出来ました。



その7  St.Pantaleon
     ちょうど結婚式が終わった所で、鐘が鳴っていました。
     ちょっと揺れる画像でごめんなさい。
私はなぜかロマネスク教会の平天井にロマンを感じて好きです。





その8  St.Georg
    前と後ろの両方に祭壇がある不思議な教会でした。




その9  St.Maria Lyskirchen




2016年7月23日土曜日

それなりに暑いケルン


どこに行ったか忘れないための備忘録。ケルンは、ドイツの中では古くからの街。ロマネスクの教会がたくさんあります。ドームを見学した後、そのうちの幾つかをまわりました。
と、のんびりした事を書いていたら、ミュンヘンのテロの話が入ってきました。ヨーロッパに安全な場所は無くなっていくのでしょうか。

Domは 人でいっぱいです。(ドームはゴシック建築です)


ロマネスク教会その1 Groß Sankt Martin Kirche


ロマネスク教会その2 St.Apostein

ロマネスク教会その3  St.Maria lm Kapitol 




番外  ローマ公館跡

ロマネスク教会その4 St.Andreas 




ロマネスク教会その5 St.Gereon




2016年7月6日水曜日

「ふっこうのかけ橋」支援 チャリティーコンサート Vol.4 by EnsembleIsojina





最近はFacebookばかりで、ブログの方のアップをあまりしていないなあ、と思ったら、前回から7ヶ月も経っていました。

実は、このコンサートがアンサンブル・イソジーナの最終公演になります。

暑い夏の日に、わが家でKさんの呼びかけに応じて集まったのがはじまりでした。その時のメンバーは、呼びかけ人KさんとYさんと私の3人。蝉の声を聴きながら練習を始めました。その1ヶ月後、Mさんが来てくれました。それから紆余曲折のちょうど11年。

今までに一緒に歌ってくださったメンバーは11人。それ以外にも友情出演として参加してくださった方もおられました。

当初はいつもわが家で練習をしていましたが、まだ、わが家にも子供たちがウロウロしていました。彼らもいつの間にかすだち、いつも足元にいた花子(先代犬2002−2013)もいなくなり、最近はほとんど六甲教会で練習するようになっていました。

11年前・2005年は1995年の阪神淡路大震災からちょうど10年の年。それから11年の間にいろいろなことがありました。東日本大震災が起こったのがその6年後の2011年。

2012年10月には遅ればせながら震災チャリティーコンサートをおこない、その時の寄付金を持って11月には大船渡までメンバーで行きました。



4年前から神戸の震災を経験した私たちだからこそ出来ることがないかと、ささやかではありますが、“ふくしま”の子供たちの保養プログラムである「ふっこうのかけ橋」を支援するコンサートを年に一度おこなってきました。


そして、昨年秋(2015年10月)には「ふっこうのかけ橋」(ふくしま+こうべを結ぶかけ橋)をこちらからも渡ろう、とメンバー揃って“ふくしま”へ行きました。果たして私たちが受け入れられるのだろうか?不安もいっぱいでした。

けれども、カトリック社会活動神戸センターも現地とコンタクトを取ってくださり、メンバーの中でも何度も何度もメールや電話のやり取りをしてくれた人もあり、準備万端整えて訪問が実現しました。

私にとっては、新婚3年目〜6年目まで郡山市に住んでいた頃から、30年ぶりの訪問でした。その、郡山教会でコンサートをさせてもらったり、仮設住宅を訪問したり、こちらが得るものがたくさんあった旅でした。
カトリック郡山教会で打ち合わせ
















相馬市伝承鎮魂祈念館の前の碑
祈念館の裏の景色

除染で出た廃棄物の入ったフレコンバックを積み上げて
ビニールシートをかけたもの

仮説訪問の折、今回講演をしてくださる鈴木キミ子さんと。

川内村仮設(郡山市内)訪問

この11年。私たちの生活もずいぶん変わりました。それぞれ家族も増えたり減ったり。

いいことも大変なこともそれぞれいっぱいありました。
けれども、ほぼ毎週1度ずつ、よく続いてきたものだと思います。
指導者のいないグループでよくここまでやってこれたと思います。

それぞれ、言いたいことを言いながら、言いたいことを言えないながら(笑)いろんな気持ちを持った時もあるでしょう。

でも、仲間がいたからこそやってこれたこと。1人では絶対にできなかったこと。
人生の後半になってこんな仲間に恵まれたことは幸せでした。

アンサンブル・イソジーナ、最後のコンサート。
どうぞ、“ふくしま”に想いを馳せながら、私たちのステージをお聴きください。
そして、面白く、考えさせられることの多い、鈴木キミ子さんのお話をお聞きください。

最後に、今回のプログラムに載せる、アンサンブル・イソジーナのごあいさつです。


ごあいさつ

 本日はお忙しい中、ふっこうのかけ橋チャリティーコンサートにお越しくださいまして有難うございます。
私たちアンサンブル・イソジーナは2013年より“ふっこうのかけ橋”プロジェクトの支援をおこなってきました。その間に、かけ橋を渡って福島県を訪ねたいと思うようになり、昨秋、訪問が実現しました。カトリック郡山教会でのコンサートをはじめ、三ヶ所の仮設住宅での交流会をさせていただきました。

 これまで11年間、私たちは音楽を通してともに歩んできましたが、時が経ち各々の環境が変化し、今までのように活動を続けていくことがむずかしくなりました。心残りではありますが、本日の“ふっこうのかけ橋・チャリティーコンサート”を最後にアンサンブル・イソジーナとしての活動の幕を閉じることにいたします。永い間、ご支援いただきました事を、心よりお礼申し上げます。

アンサンブル・イソジーナ一同