2011年1月14日金曜日

婦人会新年会


今日は教会婦人会の新年会。今までには1度しか出席したことが無いのだけれど、
仲良しのHさんが会長さんなので、ミサのオルガンを頼まれて、出席。
色分けでたまたま座った、お隣の関に、なんと9年前まで一緒のマンションに住んでいた方が。
教会が一緒なのだから、もっとお目にかかっても良いのに、前にいつあったかも覚えていません。
互いの近況など、話に花が咲きました。

お食事の後、全員でじゃんけん大会。
数えていないけれど、60〜70人はいたかしら。
なんと、1番になってしまいました!!
素敵な春色のスイトピーとウサギ模様の便せんセットをもらいました。
春から縁起がいいね!

昨日から必死になって、ブラームスの
Schumücke dich, o liebe Seele
装いせよ、愛する魂よ
を練習して行ったかいがありました。

2011年1月6日木曜日

「妻を看取る日」垣添忠生


明けましておめでとうございます。
12月から、ブログをさぼっているうちに、あまりにもいろいろなことがあって、
ちょっと整理してから、出来ればアップします。
今日は、この冬休みに唯一読んだ本の話。
この本は、数ヶ月前に母から渡されそのままになっていました。
垣添先生は私の父の命の恩人のおひとりです。
今から25年前、私の父は63歳くらいだったでしょうか、
神戸大学を定年退職した直後、肺転移のある腎臓がんに罹りました。
明石の成人病センターで手術不能と言われ、
国立がんセンターに転院したのです。
その時の主治医です。
今から考えると、まだ50才手前のバリバリの働き盛りの先生だったのですね。
でも、静かで無口ででも、患者に対する愛情のこもった先生だった記憶があります。
父はその年、また翌年と2度の転移を乗り越え、
その後、80歳を超えてからも、肺転移の手術をして頂き(このときは先生はもう変わっていました)
今年、88歳になりますが、未だに現役の弁護士として働いています。
あの時の先生の、無口な物静かなご様子、
この本を読むと、なぜか理解出来る気がしました。
それにしても、こんなにも素晴らしい夫婦愛があるものなのでしょうか。
12歳も年上の奥様を、生涯、宝物のように大事にされた姿に感動しました。
がんの権威でおられながら、最後に難しいがんに罹られた奥様を助けられなかった。
その後の、苦悩から立ち直られていくご様子もよくわかります。