2014年7月16日水曜日

レッスン2日目

ラドレスク(Radulescu )先生
1、Praeludium con Fuga in a BWV 551
          バッハが若いときの作品。ブクステフーデの影響が強いものです。
   *最初のラシドレミファソラ の音階は 12343434の指使いを使うこと。
   *12小節の和音は上の音から離していってバスが残る。そこから次のフーガのテー     マが始まる。(このことはDaniel Speer の本〜Ulm 1687)に合唱の事として書いてあ    るそうです。(調べ直すこと!)
   *12小節から28小節までの最初のフーガの部分は手鍵盤だけで弾くことが出来る。
   *29小節から38小節までのつなぎの所、クインタデーナ8’とプリンチパル8’の柔ら    かい音色。
   *2つ目のフーガは堂々と。

2、praeludium et Fuga in D BWV 532
   *最初の音階レミファソラシドレ、途中のアルペジオなどかがとを使って弾くと良    い。
   *16小節から始まるalla breve の部分は、最初の部分の四分音符がが二分音符と同じ    早さ。ここはCorelli のConcerto grosso(合奏協奏曲)の形式をまねている。
    ポジティブ鍵盤で軽めに弾いていました。
   *拍のアップダウンを良く守るように。
   *96小節からのAdagioはリガトゥーラスタイル(ここは、聞き取れない単語があっ    たので、また調べること!)
   *フーガはテーマを良くspeakingするように弾くこと。
*28小節の右手は分散和音としてとらえて、拍の頭の音を少し残しながら弾く。
*フーガの最後が弱拍で終わるので、弱拍らしく!






3、Concerto d BWV 596
この曲は今日は途中まででしたので、また明日。

コーイ先生(即興ビギナーズ)
1、コラールを題材に。(Vater unser)
       メンデルスゾーンのソナタからアイデアを取って。
   アルペジオを弾いて⇒メロディーが入るとシンプルに伴奏を止める⇒アルペジオ⇒   メロディーを繰り返す。
   型を考えてすること。
2、リズムの練習
   バルトーク(ミクロコスモス)のリズム、7拍子5拍子など。
   ブリテン、アラン、アントン・ハイラー、ヒンデミットなど参考に。
3、フーガを作る
   テーマは即興しやすいものを作ること。主音から始める。
   C〜G〜C片手ずつで弾いてみる。簡単につなぐ。
4、ソナタのスタイル
   A〜B〜Aの型
5、パッサカリア
   低音を作って、メロディーをのせていく。高い位置、低い位置など使う。
   低音のリズムをきっちりと守ること。
6、メシアンのスタイル
   和音を押さえながら、右手でメディテーションを。リゲティなども参考に。
   明日、和音の動きを書いてくれるはずです。

 即興は子供の頃にかえって、シンプルなことから、ゆっくりと集中して、よく考えて練習すること。

夜はコープマンとラトリーというゴールデンコンビのコンサートでした。



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