2011年3月31日木曜日

東日本大震災チャリティーコンサート

4月11日(月)午後2時より宝塚市文化振興財団の主催で、
宝塚ベガホールでチャリティーコンサートを行います。
オルガニスト5人が参加します。
皆さんが良くご存知の曲を集めた楽しいコンサートです。
子供さんもいらして下さい。
私は、Isojinaのメンバー何人かと、教会のSop.浅野純加さんと一緒に、
Salve Regina(めでたし、天の妃)グレゴリオ聖歌、フォーレ

主よ、人の望みの喜びよ
Ich ruf zu dir, Herr Jezu christ (BWV639)
(主なるイエスキリストよ、私はあなたを呼ぶ)
Wenn wir in höchsten Nöten sein (BWV641)+苦しみ悩みの
(苦しみ悩みの極みにある時)
Pie Jesu (Faure) 
(あわれみ深いイエスよ)
Ave verm corpus (Mozart) 
(聖なる御体)
を演奏します。 

2011年3月23日水曜日

神戸S学院大学卒業式

20日の日曜日、神戸S学院大学の初めての卒業式でした。
キリスト教精神を歌っていて、礼拝を含めて式が行われました。
4年前にポートアイランドに出来た、小さな新しい大学、初めての卒業式です。
http://goo.gl/GjBli
ハモンドオルガンでBGMや賛美歌の伴奏を弾くお仕事をしてきました。
ふと気付くと、うちの末っ子、今イギリスのウェールズ大学にいる息子と同い年です。
息子の卒業式は9月ですので、同い年と言うことを忘れていました。
彼らは、16年前の1月17日幼稚園児の時に阪神淡路大震災に遭い、
避難所になっている小学校に入学しました。
校庭には仮設住宅が建っていました。
そして、就職超氷河期を乗り越え、大学を卒業するその時が、
今度は東北関東大震災です。
あの時、幼稚園児だった子供達が復興した神戸で社会人になるのです。
不況の中での国難とも言える大震災、彼らの前途は厳しいかも知れませんが、
みんなが大学を巣立っても幸せに頑張ってくれることを祈ります。

チラージン


とっても安い、副作用も無い、だけど飲んでいる人は、ほとんど一生飲んでいます(中には、いらなくなる方もありますが)
この平凡な薬が、福島県いわき市のたった1つの工場で、日本全国の98%作られていたのです。
この薬が必要な人の中にも、無くなれば命に関わる人から、
まあ、1ヶ月くらいなら、少ししんどくなる程度の人までいろいろ、差があります。
流通在庫があるようですから、とにかく、大手の病院などが買い占めをしないこと、
患者が無理に長期処方を要求しないことが、今一番大切なようです。
(普段は、長ければ半年分までもらえることもあります)
あすか製薬の発表では、4月中旬には工場が再開出来るようです。
いわき市は福島県浜通り、原発から30キロほどの所です。
そうぞ、必要な重油、水が供給されますように。
原発の事故がこれ以上悪い方向に進みませんように。
思わぬ所の、震災被害の話です。

2011年3月16日水曜日

祈りと音楽の集い

1ヶ月以上更新していませんでした。
この間に世界が変わるような思いです。
3月上旬にドイツに5日間ほど行きました。
グレゴリオ聖歌のセミナーと、修道院訪問です。
そのことを、ブログに書きたいと思っている間に、
大変な地震が起きました。
ドイツのことは、もう少し気持ちが落ち着いてからまとめてみたいと思います。

地震には、いろいろなことを考えさせられました。
16年前のことも思い出します。
でも、すべてが流されて行く映像には、
言葉もありません。
今、自分が何をすべきなのかを考え込んでしまいます。

でも、考えてばかりいても仕方が無いので、
与えられた仕事を精一杯にと思いなおします。
上記の集いで、オルガンを弾きます。
バッハの、
「人よ、汝の罪の多いなるを嘆け」
「主イエス・キリストよ、私はあなたに呼びかける。」
「我らが、苦しみの極みにある時」など、
またソプラノ独唱(浅野純加さん)とともに、
フォーレの「Pie Jesu」
カッチーニの「Ave Maria」他と、
神父様のお話と祈りです。
表題のことはもちろん、
すべての方のための祈りになればと思います。