スイスMuri AG ムリでのMichael Radulescu ミヒャエル・ラドレスク先生の講習会は30日〜4日までの5日間でした。昨日のブログと少し前後します。
Muri駅です。チューリッヒから1度乗り換えて1時間強の道のり。 駅にはキオスク以外は何もありません。 |
歩いて5分のKlosterkircheに入ってびっくりのバロック装飾です。オルガンはコアが2台。 |
背面の主要なオルガンです。講習会は全てこのオルガンで行われました。 http://www.klosterkirche-muri.ch。 このオルガンは1630年に作られ、その後、いろいろと改造されました。 背中の側のオルガンの部分(Rückpositiv)がオルガン本体の上に積まれたり、 大きな改造もありましたが、最終的に、もとの形に戻されたという歴史を持ちます。
Erbauer Thomas Schott, Bremgarten 1630
Umbauten Joseph und Viktor Ferdinand Bossart, Baar 1744
Franz Joseph Remigius Bossart, Baar 1826
Conrad Bloch, Aesch BL 1833/34
Friedrich Goll, Luzern 1919/20
Restaurierung und Rekonstruktion Orgelbau Metzler, Dietikon und Josef Brühlmann, Muri
1966-72
Revision und Rekonstruktion
der Bossartschen Balganlage Orgelbau Kuhn, Männedorf 2005
今は主鍵盤(HW) は14ストップ、
リュックポジティフ(RW) は9ストップ、
ペダルは11ストップになっています。
詳しくは上にリンクしたサイトで、ご覧ください。
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レッスン風景。チューリッヒから来られた日本人オルガニストと先生。 |
オルガンのストップ部分(左側) |
オルガンのストップ部分(右側) |
教会横の広場に飼われているヤギたち。台の上を奪い合っています。 |
B&Bの窓より。ここのB&Bの3人兄弟の末っ子さんはヴァチカンのスイス衛兵だったそうですが、 36歳の時に心臓の病気で亡くなったそうです。 ヨハネ・パウロ2世の直筆の写真や写真などいろいろ見せていただきました。 大変名誉なことなのだと思います。 ご主人はずっと、修道院の中のエンジニアとして働いておられたそうです。 |
あまりお天気がよくありませんでしたが、最後の夜にやっと青空が見えました。 |
オルガンの所から見た祭壇方向 |
オルガンバルコニーから。コアの2台のオルガンが見えています。 |
おまけ。ラドレスク先生と。 |
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