2014年3月11日火曜日

梅のこと

『梅(Ume)』(先日書きかけでアップしてしまっていました。完成させました)

我が家の新しい家族です。
12月13日に花子をなくして寂しくなっていました。
年が明けて2014年になってから、あまりにもさびしくて、三田にある
ひょうごアニマルサークルに、遊びに行きました。
そこで出会ったのが「ララ」ちゃん。今の『梅』です。
ララは捕獲された後、香川は野良犬が多すぎて面倒を見ることが出来ないため、姉妹のノノ、ココと一緒に、12月13日にひょうごアニマルサークルに移されたそうです。
3匹でノノ、ララ、ココ、なんだかおかしいでしょ。
12月3日に香川で姉妹3匹で捕獲された時の写真のようです。
私が見に行った2月初めにはもう、ノノ、ココ、はもらわれて、一人ぼっちになっていました。
結局、その日のうちにもらうことを決め、2月5日に、改めて引き取りに行きました。
これは、連れてきた直後の写真です。
慣れているように見えますが、ものすごい怖がりさんで、「ビビリ!」もう、サークルの隅に張り付いて
大変です。
なんとか、仲良くなろうと、夫も長女も3人で必死なのですが、なんだか「私にはかまわないで!」って言う感じです。
なぜか、ソファの隅が定位置になって、そこにこもって暮らしています。







耳はだんだんと立ってきました。
ちょっと精悍な雰囲気に。大きさがわからない写真では、シェパード?とか、大きな目でチワワ?とか、鳴かないので、もしかしたらワラビーか?なんてむちゃくちゃです。




















犬の幼稚園をしておられる先生に、3度ほど家庭教師に来ていただき、レッスンをしてもらい、3月に入ると、散歩に行くことが出来るようになりました。
これは自宅の庭です。
梅さんのお鼻には何が匂うのでしょうか。
おかあさんやおねえさんと過ごした香川の野原は覚えているのでしょうか。
犬にはその時の思いしか無い、と書いてあるのを見ることがありますが、絶対そんなことはないと思います。



 これは梅さんの変な食事風景です。ソファから降りることが出来ないのか、降りたくないのか謎です。もしかしたら登れるけど降りるのが怖いのかもしれません。でも、ずいぶん餌を食べるようになり、大きくなり始めました。

首輪に付いているのはアシジのフランシスコがついた名札です。ロンドンに住む息子のプレゼント。名前と電話番号がついています。                                                                                                                                                            春が遅い今年、3月10日になってまた奥池はうっすらと雪が降りました。初めて奥池まで散歩に行くことが出来ました。

今日も朝から、快調な足取りで、奥池まで散歩。
花子といつも歩いていた懐かしい散歩道を、久しぶりに歩きました。
いつも、ブラブラとハーフチョークの首輪をカチャカチャ鳴らしながら歩いていた、花子の姿が目に浮かびます。


快調な足取りの梅さんですが、時々、ふと風の音や、いろいろなものが怖くなります。でも、こうして歩く事ができるのはほんとうに嬉しいです。1ヶ月と少しで、本当によく進歩してくれました。



 溝を渡ることがどうしても出来ません。困って座ってしまいました。
のぞいてみましたが、やっぱり渡ることが出来ません。
私も梅さんの目線までかがんでみると、溝が全く違ったものに見えるので驚きました。
自分の目線から見ているより、ずっと深くて広く見えるのです。
また、明日も練習してみましょう。










梅さんは奥池の畔の見晴らしが良い所に行くと、不思議に興奮します。
普段ふらないしっぽを揺らし、飛び跳ねるように先に歩くのです。なんだかリードを離すとそのままどこかに行ってしまいそうです。
広いところで、彼女の目には何が見えているのでしょうか。犬にも思い出というものがあるのかしら。
家の窓からよく、外の山を眺めています。
彼女に、いっぱい楽しいことを教えてやりたい、
いっぱい一緒に楽しみたいと思っています。







花子がお星さまになって、はや明後日で3ヶ月。
そして来週の月曜日は花子の12歳のお誕生日。
今までそんなことをしたことが無かったので、今年は花子のためにワンコ用のお誕生ケーキを買ってあげようって、話していました。
それは、かないませんでした。


これからは、ビビリンちょの梅ちゃんに、人生(犬生?)怖いことばっかりじゃないよ、楽しいことがたくさんあるよ、って教えてやりたいと思っています。


こんなビビリさんがどうして生まれたのか。
誰かにいじめられた?それともDNAのなさせるもの?
あるいは母親と引き離されて連れて来られた?
でも、全て人間が元を作ったこと。
1匹を救っても、と思われる方もあるかもしれません。
でも、地道にこういう子たちを救おうと、活動してくださっている方たちがおられます。

最後に、梅に関わって下さったグループ2つのブログのアドレスを張っておきます。
<ひょうごアニマルサークル>
私が梅さんに出会った三田の近くのドッグラン併設のNPOです。
http://oyamanowanmama.web.fc2.com
<アニマルスマイルかがわ>
梅さんたちを捕獲、保護してくれている香川のグループです。
http://ameblo.jp/tatoushiiku-sos/

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