2014年8月11日月曜日

即興ビギナークラスのまとめ

2014年7月Haarlem international organ Festival 即興ビギナークラス
Jos van der Kooy
http://goo.gl/vVua6nHaarlemにいる間に、毎日習った事をまとめようと思いましたが、
生来怠け者の上に、毎日が盛りだくさんで結局途中放棄してしまいました。
このままではいけないと思い、Jos van der Kooy 先生のクラスで習った事で、聞き取れた事(英語能力が不足しているので)で、覚えている事だけでもまとめてみました。
<即興を始めるにあたって、まず考えること>1、どのような機会に弾く物か。(例えば、前奏、献金、行進、奉納 etc.etc.2、長さ3、音色4、調性(弾き始めた調性を忘れずにそこに戻る)    転調 短調平行長調短調       長調属調長調5、拍子6、曲の形(ABA 3部形式など)最初にある程度の計画を立てると言うことです。そして、どのように始めるか。1、メロディーの単旋律から2、伴奏(左手だけでも、ベダル付きでも)から3、ペダルだけから                ペダルでドローンのような感じ      
                高い所、低い所、いろいろ試す                ペダルで旋律を弾く(手を自由に出来る)など、いろいろな始め方が有る。メロディー単旋律からは効果的。練習の方法として、*毎日短い時間で良いので、練習を始める時に。*転調は和声での練習+2声でも転調*コラールの前奏はモチーフを使ってしてみる。*2声のインヴェンションを弾いてみる(まず単旋律の追いかけ合いなど)                かわりばんこにまねをして、メロディを弾いてみる                カデンツを中心に対旋律を弾いてみる*ペダルソロを弾いてみる。(ペダルソロが出来ると手鍵盤が自由に使える)*自分の中の音に耳を傾けてみる。*即興の時も、きれいな音、アーティキュレーションで弾くこと<いろいろな即興>*MendelssohnVater unser のアイディアを使って            アルペジオを弾いて(Var.1のように)間にc.f.を入れてみる            c.f.が入るとシンプルにすれば良い(伴奏を止める事も可)            この場合も、型を考える。コラールの行数を考えて。            例えば、Intro⇒2行⇒間奏⇒2行⇒間奏⇒2行⇒Postlude
*リズムを使って            Anton Heiller, Paul Hindemith, Benjamin Britten(Rejoice),            Jehan Alain (Litanies), Bartók (Mikrokosmos)などリズムを参考に            5拍子、7拍子など*フーガを作る            テーマは簡単なものを→まずは主音から始まるテーマ(転調しやすい)                       会衆にもわかりやすい            子供の頃にかえってシンプルな事から始める事            いつも良く考えてから弾く事(手癖で適当に弾かない)            まずは、元調→5度調(簡単なつなぎ)→元調*ソナタのスタイル            快活な感じのAの部分(最初の調性で一度終わる)→            レガートなB部分→Aの部分*パッサカリアを作ってみる            まず、簡単な4小節のバスを作る            バスのリズムをキチンとキープする事            右手の位置をいろいろ変化させる。            いろいろなリズムのパターンを考える            誰かと一緒にやってみる*メシアンの音階を使って            Meditationを弾いてみる。            ゆっくりと、音階、アルペジオの練習<その日のシチュエーション>*いろいろな事が、起こる場合がある。*そう言う時は選曲から始まって、いろいすぐに考える  *マレーシア航空の事故の次の日            まず、礼拝の最初の前奏から考えてみる              (これはバッハの装飾コラールをいくつか)            例)その週の日曜日のKooy先生の礼拝は
                                Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ BWV 639
                                Wer nur den lieben Gott lässt walten BWV 647
                                Wenn wir in höchsten Nöten sein BWV 688
                                Jesus bleibet meine Freude BWV 147

                                詩編歌 121
                                詩編歌 130編(Aus tiefer Not schrei ich zu dir) 「深き淵より」
                                                                これはかなり現代的な即興から始まりました。
                                朗読 詩編22
                                賛美歌21 / 218番「日暮れてやみはせまり」

                                献金時のオルガン曲
                                           Mein junges Leben hat ein End  SwWV 324 (Sweelinck)                                                                                                                                                           
                                        スウェーリンク「わが青春は終わりぬ」

                                詩編歌 90

                                オルガン後奏 Fuga Es dur BWV 552 フーガ変ホ長調(バッハ)
                全体が1つの流れになり、感動的なものでした。
                ただ、オルガニストの地位がしっかりしていないと、こういう事はすぐには出来ないでしょう。

            いつも、シンプルに考え、とっさにすばやく決断する事。
            この日のレッスンでは、ため息のモチーフを
             バッハの作品から盗もうと言うことで
                        stealと言う言葉を何度も使っていた。)
            Fantasie Fuge c moll BWV 537 の中の ソソファファミから初めて先生の模範

<ぬすもう!>
            バルトークなど
            Hugo Distler "Nun komm"  
            Jean Langlais の小さな曲

            Zoltán Gárdonyi の名前も挙がっていましたが〜〜何だったのかが???


2014年8月6日水曜日

グレゴリオ聖歌に親しむ会

グレゴリオ聖歌に親しむ会も、初めて1年ほどが経ちました。

少しずつ、みんなで歌っていくことが出来ると良いなあ、と思っております。

1、今月は8月18日(月)午前10時〜12時まで & 8月21日(木)午後2時〜4時
の2回予定しています。

六甲学生青年センターです。お部屋については、もう一度後日お知らせします。
内容は大体同じです。どちらかにご参加いただければと思います。のんびりやっていますので、しばらくいらっしゃっていなかった方、初めての方、どうぞお気兼ねなくいらしてください。プリントの用意がありますので、何日に行きます、とだけお返事いただければ助かります。

今年度は、クリスマスの聖歌を中心に歌っています。
まだ暑い日々ですが、ちょうどクリスマスの深夜ミサの曲を歌うことが出来るようになる頃に、クリスマスを迎えることが出来ると良いな、と思っています。

このアドレスから聖グレゴリオの家の橋本周子先生の放送を聴くことが出来ます。
スマートフォンでも大丈夫です。7月27日分の放送は8月9日までです。

3、聖グレゴリオの家の教会音楽講習会のリンクを貼っておきます。
初めての方でも、みんなと一緒に祈り歌うことが出来ます。

2014年7月28日月曜日

休日

今日はオランダ最後の休日。
こちらへ来てから初めてで、最後のフリーの1日。
どこか電車でと腕を使用かとも考えましたが、
結局1日、Haarlemで過ごしました。

毎日のレッスンの内容を何とかまとめたかったけど、
途中で挫折してしまいました。
こちらの方は少しずつ、思い出しながら、またまとめていきたいと思います。
今日のことを少し。

朝、今日のKLMで日本に帰る、2週間、同室だったIさんを送りがてら家を出て、
Josephkerk http://www.josephkerk-haarlem.nl/josephkerk/ ヨゼフ教会のミサに出かけました。
何度か、授業や練習で使わせてもらった中で唯一のカトリック教会です。
グレゴリオ聖歌のミサがあるとホームページに書いてあったので、カテドラルに行かずにこちらに行ってみたのです。
全て歌ミサでやっていました。祭壇上におじさん(おじいさん?)ばかり8人ほどの聖歌隊と、指揮者がいて、先唱をして、会衆が答えると言う感じですが、ずっとオルガンも寄り添うように伴奏を弾いていました。会衆はあまり歌わないので、主にオルガンが大きくなると言う感じでした。
オルガンは即興とフランスバロックの曲(曲名がちょっと自信が無いので)でした。
電気アクションの楽器ですが、響きがきれいで、カトリックらしい感じもしました。
出席人数は六甲教会の夜のミサくらいでしょうか。主日10時としては少ない感じがしましたが、その後もミサがあるようでした。

これは練習に行ったときの写真です。

一昨年のレッスンの時に撮った写真。
ミサの後、昼前に借りていた家に戻って、初めて大家さんのMirjamに会いました。
若いカップル(パートナーと紹介してくれました)と天使のような巻き毛の2歳半の女の子。写真を撮りたかったけどちょっと遠慮してしまいました。
一応、チェックアウトと言うことで、次の人がもう来ているようで、Mirjam達は大急ぎでお掃除。
そこですぐにお別れして、私はその後どこか他の街へ遊びに行こうかと駅まで行きましたが、全くHaarlemを観光していなかったので、Haarlemを歩いてみることにしました。
お天気の良い、暑いくらいの日中でした。

ちょうど、船が通りかかってハネ橋があがったところです。
 この近くのテイラー博物館に行ってみました。http://www.teylersmuseum.eu
1778年開業のオランダ最古の美術館だそうです。
科学関係の展示が多い所です。アンモナイトとか化石がいっぱいあったり、電気の初期のものがあったりで、好きな人にとっては面白い所でしょうか。
私は展示物よりも、ほとんど変わっていないと言う、展示の仕方や建物の美しさの方が興味がありました。
船がいっぱい泊っていました。なんか自家用車みたいです。

Grote St. Bavoが見えています。
 少し歩いて、今度はフランス・ハルス美術館です。
http://www.franshalsmuseum.nl/en/
こちらは1608年に養老院として作られ、その後孤児院として使われていた建物が、美術館になったものです。周りの家並みもとても美しい所です。
フランス・ハルスの絵は当時の様子が良くわかり面白かったです。


 聖バーフォ大教会の大きなミュラーオルガンを作った、ミュラーさんの息子が作ったタンスのようなオルガンです。
 ここで買った絵はがきなのですが、これは聖バフォ大教会の祭壇側から後ろを見た所です。一番後のステンドグラスが描かれています。
この教会は15世紀にカトリック教会として建てられましたが、その後宗教改革でプロテスタントに変わり、聖堂内の装飾ははずされ、壁は白く塗られたそうです。一番後のステンドグラスだけに、カトリック時代のものが残っていたそうです。その頃の内部を描いた絵です。今はこの、一番後のステンドグラスがあった所の壁に巨大なオルガンがあります。

こちらも、絵はがきから。昔のSt. Bavoを描いたものです。
下は今泊まっている部屋からSt. Bavoを見たところ。
向かい側の建物に洗濯物がかかっていますが・・・
建物の雰囲気はほとんど変わっていません。泊まっている小さなホテルはこの絵はがきの
右端くらいの位置になります。
さあ、明日の空港行きに備えて寝ることにします。






2014年7月23日水曜日

4月18日

今日で1週目のクラスは終わりです。
あっという間の1週間でした。
今からのクラスでラドレスク先生は最後です。優しく紳士的な先生のおかげで、本当に良い雰囲気のクラスです。
① プレリュードとフーガ ニ長調 BWV532
② カノン風変奏曲 「高き空より、我来れり」BWV 769

コーイ先生の即興クラス
昨日の飛行機事故があったため、追悼がテーマになりました。
急にこういうことがあった場合、例えばバッハなら、「我、汝の御座の前に進みいで」などを弾くことを考えられる。そして、即興ではどのようにするかと言う話になりました。
コーイ先生がバッハの嘆きのモチーフを使いながら、お手本を示してくださったのが、まさに祈りを捧げておられるのがわかり、とても感動しました。
いろいろな音楽から、「盗みなさい!」と何度も言われていました。盗むことが出来ると言うのは結局その音楽が自分の身に付いていると言うことだと思います。

2014年7月22日 火曜日

ギエルミ先生2日目
Lorenzo Ghielmi
① ブクステフーデ プレリュディウム ハ長調
Buxtehude Praeludium in C
② ブルーンス プレリュディウム ト長調
Bruhns Praeludium in G
エディションについて

鈴木雅明先生2日目
① BWV 541 フーガ ト長調
② プレリュードとフーガ ハ長調 BWV 564
③ トッカータ アダージョ フーガハ長調 BWV 545 のプレリュード
④ トッカータ アダージョ フーガ ハ長調 BWV 545 のアダージョ、フーガ

レクチャー
ラウクビク先生 テンポ・ルバートについて

コンサート
①Bernrd Winsemius
②Lorenzo Ghielmi



2014年7月22日火曜日

2014年7月19日(土)今日は遠足!

あっという間に1週間が過ぎて、週末のエクスカーションでした。
The first week is flying! It is an excursion today.
9時にバス2台に分乗して、ユトレヒトへ向かいました。
We went to Utrecht by tour bus. it took 40minutes.
ハーレムから40分ほどのバスツアーです。
今日明日はとても楽しみにしていた、オルガン巡りのツアーです。

まず、ユトレヒトのニコライ教会に行きました。
At the first we went to Nicolaikerk.


中庭で少し休憩。
We had a tea break in the garden.
コーヒーを頂きました。
I drank coffee.
マグカップ、欲しかったな。
I wound like to have the mug cup!
 今日はとても暑く、30度を超えていました。
It was very hot and sunny, the max temperature is 34!


その後10時半からコンサートでした。
There was an organ concert from 10:30.

フーゴ・ディストラー "Hugo Distler"
       Partita "Wachet auf, ruft uns die Stimme"
       パルティータ 「目覚めよと、呼ばわる物見の声がする」
コール・ケー Cor Kee
       Phases for Organ
アントン・ハイラー Anton Heiler
  Tanz-Toccata   ダンス・トッカータ
次のプログラムは11時15分から
The next program is a lecture of Prof. Christoph Wolf.
クリストフ・ヴォルフさんの
「バッハをめぐる最新のニュース」についての講演
Lecture on "Further news on the Bach Expedition"
 Bach Archiv のページでバッハの写本も見ることが出来るそうです。
He said that we can see the handschrift of Bach in the internet "Bach archive" but I cannot find the page not yet,
ちょっとページが見にくくて、まだ見つけることが出来ていません。

その次はHet Orgel Trio
のコンサートでした。
After the lecture, we had a concert HOT.
この教会にある2台のオルガンを使って、ジャズと現代音楽の融合のような音楽でした。
They used two organs.



また中庭でサンドイッチと牛乳のランチを頂きました。前にオランダ人はハムとチーズを同時にパンに挟まない、って言うのをやっていましたが、本当にどちらかでした。
After that we ate lunch in the garden.

3つ目のコンサートはAge-Freerk Bokma(名前が読めない。)のオルガンコンサートです。



その後、ドム教会に移動。
After three concerts, we went to Domkerk.
ヤン・ハーゲ(オルガン)+タチアナ・コレヴァ(パーカッション)の演奏会を聴きました。 
Jan Haage and Tatiana Koleva 

現代音楽ばかりの1日で、ちょっと耳が疲れました。
最後のコンサートの中の、静かなレーガーの小品が癒しの時間になりました。
4 concerts of contemporary music were a little bit tired for me.





夜は、ハーレムに帰って、今回の滞在中初めての外食をしました!
インドネシア料理屋さん、おいしかったです。







今日は鈴木雅明先生とギエルミ先生の初日!

今日から2週目です。
朝の8時半から10時半までギエルミ先生のクラスでした。
イタリアの音楽がドイツの音楽に与えた影響がテーマです。
最初の1時間は Frescobaldi のトッカータを先生が弾きながら説明してくれました。
Frescobaldiフレスコバルディの作品ははラインケン、カヴァリエス、ムファット、バッハなどが楽譜を買ったり、写譜をしたりして持っていたそうです。いろいろな人に影響を与えていた。ルネサンスから、フレスコバルディからバロックに時代が移る。adagioとallegroの部分が次々入れ替わり、自由なテンポの動きがある。
イタリアのオルガンは1段鍵盤、プルダウンのペダルなので、あまり大きなレジストレーションの変化は必要無い。
また、セクションの分かれ目でフレーズの終わりの音が次のセクションの始まりになっていることも多いので、極端なレジストレーションの変化は好ましくない。

後半はブクステフーデのPraeludium in C (プレリュード ハ長調)の途中まで。
ペダルの技術のことを中心にやっていました。

鈴木雅明先生1日目
① プレリュードとフーガ ホ短調 BWV 548
拍のヒエラルキをしっかり考えて。
ゼクエンツの時にクレッシェンドしながら山を作る。
アップビートの音の扱いに注意。
② Allein Gott in der Höh sei ehr BWV 663
ペダルをつま先だけでレガートに弾く方法について、話されました。
③ プレリュードとフーガ ト長調 BWV 541
プレリュードでは1小節を1つに感じて大きな流れを作る。
同じ形が複数回あるときは同じ事をしない。



夜はYoungComposers in Premiere のコンサートを聴きました。
若い作曲家達の勉強の成果を若い演奏家、又は本人が弾くと言う演奏会でした。
現代音楽の行き着く所の難しさも少し考えさせられましたが、若い彼らの弾くオルガンが良く鳴ること!すばらしいです。