2010年12月30日木曜日

Merry Christmas

クリスマスおめでとうございます。

いっぱい書きたい事があった、12月なのに、何も書かない間に30日になってしまいました。
今朝は雪が降っていました。教会に少し用があったので、行った帰りに、今オートバックスでスタッドレスタイヤの交換の時間待ちです。
もっと早くしておけばいいのに、グズグズ考えている間に、今になってしまいました。
今年は、めげてしまい、おせちは煮しめだけにしようと思います。

2010年12月7日火曜日

「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 NunkommdenHeidenHeiland

(教会報12月号に投書した文章です。
急いで書いたのと、ちょっと勉強不足でもあり完全ではありませんが、待降節の音楽に対する思いとして読んでいただければと思います。

待降節の音楽について少し書いてみたいと思います。
このコラール(ルター派の賛美歌)を使って J.S.バッハ は待降節第1主日のためのカンタータを作曲しました。このコラールのもとになったのは、ミラノのアンブロジウス による、聖歌「来ませ、異邦人の贖い主よ」Veni, Redemptor gentium です。
賛美歌 21 による、日本語訳は、次の通りです。

いま来たりませ、救いの主イエス、
この世の罪をあがなうために。 
きよき御国を 離れて降り、人の姿で御子は現れん。
 みむねによりておとめに宿り、神の独り子 人となりたもう。
 この世に生まれ、よみにもくだり、御父に到る道を拓く主。 
まぶねはまばゆく 照り輝きて、暗きこの世に光あふれぬ

このメロディーを使って J.S.バッハは何曲かのコラール前奏曲(コラールのメロディーを使ったオルガン曲)を作 っています。その中でも、特に有名なものが2つあります。
BWV599, オルガン小曲集第1番と、BWV659、バッハ が若い頃に書いたものを最晩年に手を入れて編纂した 17 のコラール集の中の曲です。2曲とも本当にきびしい 曲です。それは、喜びの日を待つための物でありながら、とても内省的なのです。
”オルガン小曲集” Orgelbüchlein(短いコラールが 46 曲、教会歴にそって作曲されている。)の第1番、どの節も上から下へ降りて行 く音型で、降誕を表していますが、曲全体が十字架の音型と言われる(例えばレミシド、などの形)音型で覆い尽 くされているのです。
そして、BWV659, こちらはペダルにずっと、重い歩みのような進行が続きます。救い主が人の罪を負って、受 難まで続く歩みを表しているようです。その歩みの上に、美しく装飾されたコラール旋律が奏されますが、そのメ ロディーの中身も、嘆きのモチーフがちりばめられているのです。

また、グレゴリオ聖歌の主の降誕日中のミサの入祭唱の交唱の中に、

”Puer natus est nobis, ひとりのみどりごが私たちのために生まれた。
et filius datus est nobis: ひとりの男の子が私たちに与えられた。”

と言う節があります。この中の、datus と言う言葉には、単に与えると言うよりも、与えつくす。と言った意味があるよ うです。

「キリストは神の身分でありながら神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして僕の 身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に 至るまで従順でした。(フィリピ 2:6-8)

これらの音楽は、キリストの誕生は十字架への道の始まりであると言うことを、はっきりと表しているようで、毎年、 典礼歴の初めであるこの時期にこれらの音楽を演奏する時、身の引き締まる思いです。
待降節中の、ミサの前奏に上記の曲を弾かせていただく事があるかと思います。思いを共に、耳を傾けてい ただければ幸いです。

「我らの罪を許したまえ」


フランス人の作家、ロマン・サルドゥが書いた処女作、歴史ミステリー。
題と表紙の絵に弾かれて衝動買いした本です。
13世紀フランスとローマを巻き込む、中世のカトリック教会の話。
3つの関係のない話が、だんだん1つにまとまって来る所は面白い。
でも,「聖杯の暗号」は実在した集団を描いている迫力があったけれど、これは、全部がフィクションのようです。それだけに、中世の雰囲気は味わえるけれど、ちょっと劇画的でした。

グーグーだって猫である 4、5


”グーグーだって猫である”
大島弓子さんの漫画です。
いろんな猫達を観察しているのが、とっても面白いです。
私は基本的には犬飼いなので、あまり猫を観察した事が無かったけど、
猫にもずいぶん個性があるのですね。
ここまで、外猫の面倒をみても良いのかなあ、とちょっと不安は感じます。

2010年11月27日土曜日

結婚式

今日は教会で久しぶりに信者同士の結婚式のオルガンを弾きました。
信者同士なので、ミサの結婚式でした。
長年、青年会で活躍しているカップルですので、
教会の信者がたくさん集まり、良いお式でした。
ここからは、相変わらず単なる覚え書きです。
前奏:フルートソロと一緒にAndante in C K.315 Mozart
Wedding March
入祭:主は水辺に立った
答唱:典99 幸せな人
署名:グノー Ave Maria フルート伴奏
アレルヤ唱:典282 愛のうちに 
感謝:典220
平和:典221
拝領:カトリック聖歌527 Panis angelicus
閉祭:大波のように
退堂:Wedding march

2010年11月20日土曜日

「終わらざる夏」浅田次郎


忙しいだなんだと言いながら、東京往復の新幹線も含めて、
2週間かけて読みました。
浅田次郎の小説としては、読みにくい所もあり、時間がかかってしまいました。
夏に買っていたのですが、なぜか読みはじめが、入りにくくツンドクになっていました。
尖閣諸島、北方領土問題から、また気になり読み始めたら、
今度は止まらなくなりました。
小説として、面白いのかどうか、或は上手なのかどうかは分かりません。
その辺りは、アマゾンのカスタマーレビューにも皆さん書かれているので、ごらん下さい。
でも、今の日本に生きる、戦争を知らない私たちが、読むべき本だと思いました。
私は、北方領土の事を完全に間違って理解していたようです。
大学生の時、2週間ほど北海道を旅行した事が有りました。
その折、根室のあたり(あまりに遠い記憶で、場所がはっきりしない)で、
観光船のようなものに乗った時、
地元の方が、ここにいると、全然違った見え方がするんだよ、
すぐそこに島がある、そして、ソビエトの船もすぐそこに見える。
と、話しておられたのを思い出しました。
きっと、あのおじさんは、戦争を知っている世代、
どんな思いで、本土から来たなんにも知らない大学生をみていたのでしょうか。

小説の筋としての面白さはありません。
途中で出て来る、ソ連兵の話も、なんかノンフィクションの中に(本自体はフィクションです)
急に、ファンタジーが出て来るような違和感です。
でも、たくさんの登場人物の一人一人の人生に対する誠実さに、
心を打たれました。
今も、どこかで戦争があり、誠実に生きている一人一人が、
命を奪われて行く、許されない事です。

アイヌ語の『カムイ・ウン・クレ』神、我らを造りたもう。
この言葉が後半のキーワードになります。

これだけ誠実に、人生に向かい合う事が出来ているでしょうか。
自分にそれを問わずにはおられませんでした。

この本を読んでみたいと思います。

2010年11月8日月曜日

グレゴリオ聖歌 GT21

GRADUALE TRIPPLEX(GT21)

Hebdomada tertia adventus
(待降節第3主日)
Introitus(入祭唱)Phil.4, 4.5; Ps.84(フィリピ4章4,5; 詩編84)
Gaudete in Domino semper:
喜べ/主に/いつも
「主において常に喜びなさい。」
iterum dico, gaudete:
もう一度/言う/大いに喜べ
「重ねて言います。喜びなさい。」
modestia vestra nota sit omnibus hominibus:
慎ましさ/あなた方の/示す/sit/すべての物/人
「あなた方の広い心がすべての人に知られるようにしなさい。」
Dominus prope est.
主/近く/sum(単3)
「主はすぐ近くにおられます。」
Nihil solliciti sitis:
何も〜ない/熱心な/乾き
「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。」
sed in omni oratione petitiones vestrae
しかし/すべての物/祈り/願い/あなた方の
「何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、」
innotescant apud Deum.
知られる/御前に/神を
「求めているものを神に打ち明けなさい。」
Ps. Benedexisti, Domine, terram tuam:
詩. 祝福せよ/神よ、/地を/あなたの
「主よ、あなたはご自分の地をお望みになり」
avertiste captivitatem Iacob.
転向させよ/捕虜/ヤコブ
「ヤコブの捕われ人を連れ帰ってくださいました。」

2010年11月6日土曜日

ビエンナーレ・コンサート覚え書き

場所:旧西宮船坂小学校ランチルーム
ビエンナーレ西宮船坂のイベント
時間:13:45より
共演者:リードオルガン 大森幹子
ソプラノ 嶋村のぞみ

嶋村さんと大森さんの曲目は題を忘れちゃいました。
唱歌、又は唱歌を現代風にアレンジしたリードオルガン曲等です。
私は最初に、
Wer nur den lieben Gott läßt walten(Bach BWV691)
その後
嶋村さんの歌とポジティフオルガンで
Caccini Amarilli, mia bella(アマリリ、私の美しい人よ)
           Ave Maria
Handel Ombra mai fu(安らぎの木陰よ)
          Lascia chi'o pianga(私を泣かせて下さい)
最後に、ソロで
Sweelinck Fantasia Crommatica(半音階幻想曲)

2010年11月5日金曜日

のんちゃん

 ところで、最近私の母の所に新しい家族が増えました。
K本カノン:7ヶ月
母:御歳80歳
(本人に内緒!)

琵琶湖大橋

明日の伴奏あわせで、琵琶湖まで来たので、帰り道に道の駅によってみます。

野菜をいっぱい買いました。
新鮮で安い。
でも,2人でどうやって食べようかな。
どなたか万願寺唐辛子のおいしい食べ方を教えて下さい!
ねぎ、インゲン、ミニトマト、椎茸、カブラ、里芋と花子さん



2010年11月2日火曜日

ミサ覚え書き

11月2日 死者の日のミサ
前奏にO Mensch, bewein dein Sünden groß BWV622
             おお人よ、汝の大いなる罪に泣け
を弾きました。

2010年10月31日日曜日

「ミーナの行進」


小川洋子さんの本です。
久しぶりです。
4年前の発売の時、所属している読書会で購入し、
その後、手元に引き取ったサイン本なのですが、
時間がある時にゆっくり楽しもうと、ずっと手元に置いたままにしていました。
ふと、読み出したら止まらなくなりました。
とにかく、主人公朋子が私より2つ年下とほとんど同じ世代。
その主人公が中学生時代の話。
舞台は、芦屋。
あまりにも身近な事ばかりで、全て現実のように思えてしまいます。
コビトカバに乗って山手小学校に通学する少女、なんて
ファンタジー以外にあり得ないのに本当にありそうな気がしてしまいます。
お話のはじめから、いつどの登場人物がいなくなってもおかしくないような滑り出しで、
少しドキドキしましたが、
決して悲しい結末ではありません。
小説の中の時間を共有していきたいお話です。


リードオルガン&パイプオルガンコンサート(西宮船坂ビエンナーレ2010)

ひょんな出会いから、下記のコンサートで少し演奏する事になりました。
ちょっとばかり不便な所で催しですが、
ビエンナーレの野外展示等もなかなかのどかな雰囲気で楽しいものです。
お時間がありましたらお出かけ下さいませ。


~風の響き~リードオルガン&パイプオルガンコンサート(西宮船坂ビエンナーレ2010) 


日時:2010年11月6日 13時45分開演(半端な時間なのでご注意下さい) 

会場:旧西宮市立船坂小学校ランチルーム(西宮船坂ビエンナーレ2010総合案内所) 

アクセス:http://funasaka-art.com/access/ 

問い合わせ:TEL/FAX 078-907-5670 

出演 
嶋村のぞみ(ソプラノ)、三浦優子(オルガン)、大森幹子(オルガン)協力:エフペックアンティークス、安田哲也(パックスアーレン) 

大正時代に建てられた木造校舎で、足踏みオルガンと小型パイプオルガンにより、唱歌、童謡、船坂小学校校歌、讃美歌、バロックのオルガン曲まで、オルガンという楽器の魅力を引き出すプログラムをお楽しみ頂きます。 

料金:1500円(「日独歌曲の夕べ」と通し割引2500円) 

http://funasaka-art.com/ 

2010年10月29日金曜日

聖グレゴリオの家レッスン覚え書き

合唱指揮:
大きくふりすぎない。
小さくふる事で、相手の集中度を高めることが出来る場合がある。
う〜ん、それは分かるんだけど、なんとかなんとかと思っていると、
振りが大きくなってしまう。

Basso continuo:
  11/18のレッスンでリコーダーとのあわせ。
Martino BittiのSonata G durを練習する事。
Lodovico da Viadana: Drei geistliche Konzerte
      古い時代の(1602頃)のBCの弾き方の注意点
☆リアリゼーションを信じない!!
☆基本的に5の和音でつけられないかを考える。
☆カデンツに行くところ等で、5→6、又は7を使う場合も。
☆カデンツの終わりは基本的に長3和音
☆現代譜の調は必ずしも当時のママではない。

声楽:
Lodovico da Viadana: Drei geistliche Konzerteより
(Pauls, 1.Kor.11,23+24)
Fratres, ego enim accepi a Domino,quod et taradidi vobis,
私があなた方に伝えた事は、私自身、主から受けたものです。
quoniam Dominus Jesus, in qua nocte tradebatur,
すなわち、主イエスは引き渡される夜、
 accepit panem, et gratias agens, fregit et dixit.
パンを取り、感謝の祈りを捧げてそれを裂き
Accpite et manducate, hoc est corpus meum,
「これは,あなた方のための、わたしの体である
 quod pro vobis tradetur, hoc facite in meam commemorationem.
わたしの記念としてこのように行いなさい」と言われました。
           ☆言葉にあわせて短めにアーティキュレーションをする事。
☆HW: n2. Versa est in luctum

和声法:
☆平行調のV7→V7につなぐとそのまま転調出来る。
        (共通音が2音あるためつなぎやすい)
    HW: n165, 属7を使ったsop課題
       n171,  副7を使う課題
               ☆Schemelli n30 8小節の間奏を使って
       B dur⇒C dur に転調する。
       フラットを1つずつ減らして行くB→ F→ C
即興演奏:
    ☆12音全部の音の上に7の和音を作る。
      全部の音を主音とするReモードの音階を弾く練習をする。


オルガン:
Nicolas de Grigny: Pange Lingua
      トリルを弾く時に5の指を使わないと言うことで、指使いを全部訂正。
  トリルは早めに弾く。
  フーガは歌って、揺れのある演奏。
  ペダル、左手の伴奏部の八分音符はegal に弾く。
     HW: Pange Linguaのグレゴリオの伴奏付け


グレゴリオ聖歌:
    GT17 待降節第1主日
      Tempus adventus/Hebdomada prima adventusのcommunion
                          HW: 上記聖歌に詩編を入れる。(詩編をGT822の音で)
         GT21 待降節第3主日Hebdomada tertia adventus/ introitus


    

「長崎の歌」パウロ・グリン

パウロ・グリンと言う神父さまが書かれた,永井隆博士の伝記です。
代母でもある友人から借りて読みました。
中学生時代に、永井博士の著書を何冊か読んで、とっても感動した記憶がありますが、
また読んでみたくなりました。
長崎に行きたくなっちゃった。
宗教を持たないところから、敬虔な信者になっていかれるところが、良くわかります。
一般の本屋さんには売っていないようです。
連絡先は
マリスト会
大和高田市大中南町6−11
高田カトリック教会
となっていますが、分かるのかなあ。
ネットで検索をかけたら、中古本はあるようです。
貸してくれた友人に、手に入れ方を聴いてみようと思います。
戦争を知らない私たちから下の世代が読まないといけない本だと思います。
また、どんなに悲惨な状況でも希望を失わない博士の生き方には、
本当に勇気づけられます。

2010年10月10日日曜日

ミサ覚え書き

10月9日、7pm (10月10日日曜日のミサです)
前奏曲が思いつかず、グレゴリオ聖歌のSalve Reginaに伴奏をつけて弾いてみました。
上手くいったのかどうか、良くわからないです。
Salve Reginaは一日の最後に歌うものなので、ミサの前奏にはちょっとも思いましたが、
まあ、夕方のミサと言うことで許していただこうかと・・・

なぜ、前奏曲を書いておこうと思ったかと言うと、
前の当番の時、何を弾いたのか忘れてしまったからです。
我ながら情けない。

2010年10月8日金曜日

レッスン内容覚え書き<グレゴリオ>

礼拝当番:教会賛美歌364 天にいます父は
J.S.Bach BWV683 Vater unser im Himmelreich

合唱:Mozart Missa brevis in F KV192より 
             Sanctus: ゆったりした3秒しから早い4拍子への変化のある曲。
             肘を開かずに図形をふる方が見ている人に分かりやすいとの注意。
           宿題:Palestrina Missa"Brevis" よりKyrie

通奏低音:Pachelbel:Nun komm の和声付け、Büchleinを和声で弾く。
ラ・フォリア

和声:バス課題139,ソプラノ課題155,156
ナポリの6、ドリアの和音の整理が必要!
宿題:バス課題147(属7根音省略)
Schemelli n.56 "Ach, da ß nicht die letzte Stunde" intro.+曲+coda
フゲッタを作るとき、属調へはいる時に変応させる方法
              宿題:間奏入り

オルガン:J.S.Bach: Pièce d'Orgue BWV572
                BWV572-2を参考にしてトリルを足して、手だけでクープランのPlein jeu風にと。
楽譜の読み直しになっちゃった。
グレゴリオ聖歌の伴奏付け:Kyrie 第1旋法
グレゴリオ聖歌:GT669:Requiemの指揮
以上!
        

2010年10月2日土曜日

ホテルプラザ神戸チャペルコンサート

六甲アイランドにある小さなホテルです。
小さいけれど、落ち着いていて、
社員の方が優しくて、
そしておいしいケーキと,
お得なランチのある良いホテルです。
ただし、入り口がどこにあるのか、とっても分かりにくいです。
六甲ライナー、アイランドセンター駅のすぐ横にあります。
先日、イソジーナの覚張さんと一緒に、
毎月恒例のチャペルコンサートのお手伝いに行ってきました。その時の様子です。
http://hotelplazakobe.co.jp/hpk_blog/index.php?mode=res_view&no=766#myu766
ところで、コンサートの様子がアップされたかなと思い、
ブログを見たら、わあ,おいしそう。
このケーキを買いに今日プラザまで行こうかどうか、今悩んでいます。
今日は、お昼にカトリック神戸中央教会で結婚式のオルガン、
夜7時も六甲教会の歌の当番なので、間にケーキを買いに行くと、
ご飯を作る時間が無くなりそう。
明日にしようかな。
http://hotelplazakobe.co.jp/hpk_blog/index.php?mode=res_view&no=768#myu768

尼僧とキューピットの弓

久しぶりの読書報告です。
ブログを怠けていたのではなく、本を読んでいませんでした。
本を読むと言うのも,結構体力がいる事なのかも知れません。
学校が夏休みで時間があったはずなのに、
あの暑さの中では脳味噌も溶けていたのか、全然読みませんでした。

朝日新聞の読書欄に紹介があり、読みたくなりました。http://book.asahi.com/paper/TKY201009150195.html
多和田葉子さんの本は初めてです。
以前、何かコラムは読んだ事があります。
ハンブルクの事を書いておられたような気がします。
ドイツ、特にハンブルクと言う言葉が出て来ると、懐かしさが湧きます。
小学校5年生の頃、半年ほど住んでいました。
寒い季節に暮らしました。
今、調べてみると多和田さんて芥川賞を取っておられるのですね。
知らなかった。
それにしても,最近日本の作家は女性が多いですね。
私も、小川洋子、宮部みゆき等大好きです。
ところで、尼僧と〜ですが、期待に違わない小説だったと思います。
修道院、ということでカトリックを想像して読み始めましたが、
北ドイツ、プロテスタントの修道院でした。
カトリックとプロテスタとの違いはあっても、
シスター(ノンネ)達のお茶目な様子等、
何となく想像ができ、楽しかったです。
第1部と第2部があまりにも違う雰囲気でちょっと戸惑いました。
私は、第1部の雰囲気が好きなので、
種明かしになる第2部も同じような感覚を期待していたのですが。
でも、また多和田葉子さんの本を読んでみたくなりました。



2010年9月19日日曜日

ホテルプラザチャペルコンサート

ホテルプラザチャペルコンサートが次の金曜日(9月24日)4pmからあります。
今回は、みんなで歌おう、と言う
“歌声チャペルコンサート”です。
12曲ほど、一緒に歌えるものを用意します。
思いっきり、歌いにいらして下さい。
http://hotelplazakobe.co.jp/hpk_blog/index.php?mode=res_view&no=754#myu754

2010年9月10日金曜日

YMCA ライブラリコンサート

ブログをすっかりさぼっているうちに、
9月も中旬にさしかかってしまいました。
いっぱい,書きたい事が有りながら、
結局、全然アップ出来ていません。
取りあえず、宣伝です。
9月11日 開演:15:00
     料金:1000円
場所:大阪南YMCA   06-6779-8370
            (大阪市天王寺区南河堀町9−52)
http://www.ymcagakuin.ac.jp/concert/


演奏は、




Ensemble Isojina
                                     アンサンブル イソジーナ
   覚張睦美  清水真理子  野村友佳  平田真理  松井公子
   松尾由紀江  三浦優子  山口暁子  安達真紀(ピアノ伴奏)


プログラムは
1

  村の鍛冶屋                                                              作詞・作曲者不詳  信長貴富 編曲 

  五つのわらべうた より                                                                                 間宮芳生 作曲 
        烏かねもん勘三郎  ~広島地方わらべうたによる~
        天満の市は  ~大阪地方わらべうたによる~
        ずいずいずっころばし  ~東京地方わらべうたによる~

  ア カペラ・コーラス・セレクション より                      木下牧子 作曲 
        さびしいカシの木  (やなせたかし 作詞)
        ロマンチストの豚  (やなせたかし 作詞)
        めばえ  (みずかみかずよ 作詞)

  日本の民謡 より                                                                                                  松下 耕 作曲 
        五木の子守唄  ~熊本県民謡~
        三原ヤッサ節  ~広島県民謡~


第2部

  イソジーナのための抒情歌集 より                              清水真理子 編曲 
        埴生の宿  (H.ビショップ 作曲  里見  訳詞)   
        ロンドンデリーの歌  (アイルランド民謡  近藤玲二 訳詞)   

  アヴェ・マリア Ave Maria                                     グレゴリオ聖歌(13世紀頃)   

  アヴェ・マリア Ave Maria                                  ヴィクトリア(1548~1611)作曲 

  3つのモテット Op.39 より                   メンデルスゾーン(1809~1847)作曲 
       しもべらよ、主を賛美せよ  Laudate pueri Dominum
       よい羊飼いが復活された  Surrexit pastor bonus
       私の主が取り去られた  Tulerunt Dominum meum
       私の希望であるキリストは復活された  Surrexit Christus spes mea

2010年8月12日木曜日

カトリック六甲教会:辻オルガンお披露目コンサート

9月4日に、六甲教会で行ないます。
どうぞお越しください。

2010年7月5日月曜日

紫陽花

蒸し暑い日が続いています。
6月末は、LICはびきのでのコンサートや、グレゴリオの家の修了演奏会など、いろいろありましたが、またゆっくりと,アップしたいと思います。
ところで、家は六甲山ろくにあるので、あじさいが良く育ちます。

2010年6月20日日曜日

ちっちゃなオルガン展

今日、お知り合いのご夫婦が神戸市西区の”Flip Flop"と言うお店で、
http://www.flip-flop.jp/index.html
ちっちゃなオルガン展
http://www.flip-flop.jp/IMG/organ.pdf
と言う催しをされたので、夫婦で行ってきました。




机の上に置いて、弾きます。
ご主人は趣味で作っておられます。なかなかしっかりした良い音が鳴るので、驚きました。

後ろにフイゴがあって、人力でかわるがわる手で押します。アコーディオンのような感じです。

もっと小さなオルガンもあります。これもお手製です。これは自分の左手でフイゴを押したり弾いたりしながら、右手を弾きますが、なかなかうまくいきませんでした。
これは、大正時代に作られたリードオルガンです。
柔らかいとてもいい音でした。

オルガンて、本当にいろいろあります。笛が数千本もある巨大なものから、抱えて弾くものまで。
私も家に1台欲しくなりました。

2010年6月13日日曜日

教会のオルガン

昨日から、六甲教会に移設された、辻オルガンの試運転期間が始まりました。
昨日朝、お葬儀で弾いたのが初めての音出しになりました。
なれない方からは、ちょっとやかましいなどとの声も・・・・

そして、昨夕、今日は朝から3回のミサ、
その後はオルガニストの勉強会と、鳴りづめでした。
皆さんの感想は、概ね好意的。
まあ、低周波(?)で頭が痛くなったと言う、感想もありましたが。
オルガンて、低周波が出ているの???

まあ、これからでしょうか。
小さな体から、結構大きな音をだす楽器です。
でも、やはり電子オルガンとは違う”息”を感じます。
そうそう、そう言えばこのブログに風とともに、
と言う題をつけたのは、月並みながら、
このオルガンの”風” と、
歌を歌う時の”息“ をイメージしたものです。

ミサの時オルガンを弾きながら、ふと鍵盤を見ると、
真ん中辺りのキイが少しすり減っています。
40年間のみんなの指の歴史、
高校生時代の私もその一員です。

LiCはびきののブログです。

先日、LICはびきのに練習に行きました。
その時の感想を書いてくださったブログが有ります。
こんなに言っていただいたら、本番が大変です。
練習、しっかりしなくっちゃ!
http://www.minorinosato.com/blog/index.php?itemid=213

2010年6月12日土曜日

土橋薫さんのオルガンコンサート+Isojinaの歌


久しぶりにコンサートのお知らせです。
LICはびきのは素晴らしいホールです。
Isojinaメンバーの友人の素敵なオルガニスト、土橋薫さんとのコラボです。
大阪ミュージアム構想登録記念!特別企画 スペシャルオルガンコンサート~重厚なバッハ、華麗なフランス~
LICでしか聴けないオルガン音楽の双璧!

この度、このパイプオルガンが大阪ミュージアム構想に登録された記念として、LICのパイプオルガンの魅力を存分に味わっていただける特別なコンサートを開催いたします!!

バッハの時代にドイツで活躍したオルガン建築家G.ジルバーマンのスタイルを基にしたLICのオルガンで聴くバッハの曲の音色は、それはそれは素晴らしいです。まるで、ドイツで聴いているようだと絶賛されます。また、コンサートホールという事で、もう1段ある手鍵盤(全部で3段)には、フランスの華麗な曲にも十分対応できる音色(ストップ)がたくさんあります。

今回のプログラムでは、ドイツの音色もフランスの音色も味わえるんです♪さらに、オルガンとコーラスの共演もあって、スペシャルなコンサートです!!

大阪府内の公共ホールで、パイプオルガンがあるのは、LICはびきのだけです。

是非、一度聴きにいらしてください。

日時:2010年6月26日(土) 14:00開演(13:30開場) 場所:ホールM 入場料:一般前売/2000円(指定席)
※前売完売の場合は当日券はございません。
※未就学児入場不可。
※チケットはLICはびきのでのみ取扱い。

LICのオルガンは、バッハの時代に活躍したオルガンビルダーのG.ジルバ-マンのスタイルを基につくられました。
パイプオルガンは日本各地にありますが、バッハが奏でた音色を聴けるのはLICだけ!

バッハだけでなく、フランスの近代の華麗な音色も弾けます。
LICだけしか聴けない特別なプログラムをお聴きのがしなく!
演奏予定曲目
第1部 J.S.バッハ の名曲をジルバーマン・スタイルのオルガンで
○オルガン・ソロ
   トッカータとフーガ ニ短調
○オルガン小曲集より コラール斉唱と交互演奏で
   「我、汝を呼びまつる」
   「我ら大いなる悩みのうちにありて」
   (コラール斉唱:アンサンブル・イソジーナ)
○オルガン・ソロ
   前奏曲とフーガ 変ホ長調

第2部 もう一つのオルガンの伝統、華麗なフランスの響き
○グレゴリオ聖歌
   グレゴリオ聖歌 「めでたし海の星よ」
   C.フランク コラール 第1番
○オルガンとコーラス
   グレゴリオ聖歌 “Salve, Regina”
   G.フォーレ “Salve, Regina”
   ほか
※演奏予定曲目等、内容は変更になる場合がございます。

出演者紹介
土橋薫矢写真土橋 薫(オルガンとお話)
大阪音楽大学ピアノ科及びオルガン科を卒業。東京藝術大学大学院修了。大学院在学中に西ドイツ、ウェストファーレン州立教会音楽学校に奨学金を得て留学し、 西ドイツ教会音楽家A資格(オルガン演奏、声楽)を取得。
ドイツを中心とするヨーロッパ各地において演奏活動を行い、好評を博す。日本国内では、いずみホール、ザ・シンフォニーホール、京都コンサートホールなど大阪を中心に、 東京、京都、神戸、その他の各地で多くの演奏会に出演している。なかでも、いずみホール・パイプオルガン・シリーズ(1995年、1996年、1999年、2006年)、 ザ・シンフォニーホールでの「オルガン名曲コンサート」(1994年より毎年)は、多彩な企画とわかりやすい解説で好評を得ている。ソロ・コンサートの他に、 合唱やオーケストラとの共演も多い。
CD「for you オルガン音楽をあなたに」、「SPARKLING ORGAN オルガンのきらめき」に引き続き、DVD「パイプオルガン入門」を2006年6月に、 およびCD「美の都・パリのオルガン芸術」を2006年7月にリリース、好評発売中(いずれもコウベレックス)。
大阪音楽大学、及び甲南女子大学の講師。LICはびきのオルガン講座講師。日本オルガニスト協会関西支部支部長。
アンサンブル イソジーナ写真アンサンブル イソジーナ(女声コーラス)
2005年、それぞれに演奏活動等をしていたメンバーが、五十路を大人としての転換点と考え、今からでも何か新しいものを創りだすことが 出来るのではないかという思いから、声楽アンサンブルを結成。五十路の女性という意味で、アンサンブル イソジーナと命名。
その後、趣旨に賛同する若いメンバーと共に、兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール、ベガホール、カトリック六甲教会、 カトリック加古川教会、神戸市民クリスマス、ホテルプラザ神戸チャペルコンサート等、ア・カペラを中心にジャンルにこだわることなく、 主に阪神間で演奏活動を行っている。2009年びわ湖ホールでタリス・スコラーズ公開合唱レッスンを受講、指揮者ピーター・フィリップス氏の指導を受ける。




開催日時2010年6月26日(土) 14時00分開演(13時30分開場)
開催場所羽曳野市立生活文化情報センター
(LICはびきの)
〒583-0854 羽曳野市軽里1-1-1
TEL:072-950-5500

近鉄南大阪線「古市」駅下車 西へ徒歩約10分
※近鉄南大阪線 「大阪阿倍野橋」から急行で。
定員640名
参加費一般前売/指定席 2,000円(当日券500円増) ※未就学児入場不可
問合せ先羽曳野市
電話:072-950-5500
FAX:072-950-5505
E-mail:info@lic.city.habikino.osaka.jp
URL:http://www.city.habikino.osaka.jp/lic/index.html



2010年6月11日金曜日

オルガン6月10日夕方

昨日は、整音をしていました。
助手の方が鍵盤をおろしてオルガンの箱の中で1音1音唸りを聴きながら500本のパイプを合わせて行く作業です。根気と集中力がいることと思います。

普段は殆ど見ることができない、オルガンの後ろ側です。
手鍵盤の下のフタを外したところです。

一番上にストップ、その下に2弾手鍵盤、そして内部が見えています。
明日には一応の完成のはずです。さあ、どんな響きを聴かせてくれるでしょうか。今までと違った環境にうまく適応してくれるといいのですが。温度、湿度の全く違う場所に、きっと驚いていると思います。

2010年6月8日火曜日

バラ自慢(こればっかり!)

今年は春の温度が低かったためか、バラがとても綺麗です。
また自慢したくなりました。

2010年6月7日月曜日

オルガン6月7日夕方

外箱を組み立て、最終場所確認を行っています。
オルガンの演奏台部分です。2弾鍵盤が見えています。
オルガン内部です。フタをしていないので構造が良く見えています。

オルガン6月7日朝

オルガンの状況報告です。
オルガン内部の部品です。

パイプが順番に並べられています。
こちらはペダルパイプです。

荷物がまとめられておかれています。